今日、日本時間12月18日18:47(現地時間も同)頃、ミクロネシア・ヤップ島付近を震源とするM6.1の地震が発生した。
津波警報センターは、津波による大きな被害の恐れはないとのこと。
ヤップ島はグアム島の北西千キロほどに位置する。
下記のGoogle Earthに震源が表示されている。
このような小規模な地震は通常は無視するが、敢えて取り上げるには、それなりの理由がある。
そのことは、あとで探求三昧ブログの方で書くことに。
上記のマップでわかるように、震源は太平洋プレート境界のほぼ真上だった。
12/14マリアナ海溝M6.0の地震と台風7号の進路
上の地図からもう少し北へ行ったところのマリアナ海溝付近で、12月14日にM6.0の地震があった。
Google Earth上で、この地震の震源を見ていて、ふと気がついた。
そのちょうど4ヶ月前の12月14日に、台風7号がその手前まで来ていたことに。
だが、台風はそこで急に45度ほど北方へ進路を変えて進んでいった。
その後、上記マップに書き入れたように、直進していれば通っただろうところで、12/9にM4.4の地震が起きた。
更に12/14には前述のM6.0の地震が起きた。
このケースでは、いつも書いているように「震源となるところを迂回」したのではなく、進路変更してそのまま進んでいった形となった。
今まで、台風が通ってから2ヶ月、3ヶ月たって地震が起きたケースはよくあったが、冬になって始めて出てきたのが、4ヶ月してから起きた地震だった。
果たして、これが偶然かどうかは、今後も西太平洋上で起きる地震の震源をよく注視することによって観察を続けていくことにしたい。