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【地震前兆百科】地震の前兆現象と電磁波

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私(百瀬直也)は、地震の前兆現象の大半は「電磁波」によって説明がつくと思っています。
このページでは、地震前兆現象としての「電磁波」について簡単に解説します。
ここで書いている理論的な部分は、主に池谷元伺・大阪大学名誉教授(故人)が提唱した仮説に基づいています。
 

地震の発生と電磁波

地震は、地殻が割れることによって発生する。
その地殻が割れる岩石破壊によって、パルス電磁波(電磁波パルス)が発生する。
これは、地中の岩石が地殻のひずみによって圧力を受けることによって発生するもの。
地震に伴う地中での電磁波の発生は、多くの地震学者によって近年認められつつある。


震源近くで発生した電磁波は、減衰しながら地殻を伝播し、陸から大気中に出て遠くまで伝わる。
一般には海岸部に電磁波電流が集中するために、地震前兆が現れやすい。


この時の電磁波は、パルス的な(瞬間的な)波形をもつ電磁波である。
電磁波による前兆現象は、地震発生の2週間近く前から始まり、6~9日前にピークとなる。
その後、一旦鎮静するが、1日前頃に再度現れ、地震発生の1~2時間前に2番目のピークを迎える。

電磁波の生物や機器への影響

このようなパルス状の電磁波が、地中・水中・地上の動物に影響を与えて異常行動を引き起こす。
魚類の多くは仲間との交信や餌の捕食のために電気信号を用いるが、そのための電気受容器官をもっている。
パルス電磁波によって生じる地電流は海中では海底ほど大きくなるために、深海魚は海面近くまで上ってくると考えられる。


また哺乳類などの地上動物及び地上に降りた鳥類の多くは、足の裏に敏感な感覚器官をもち、地上を流れる電流に敏感だと考えられる。
現代のヒトは靴などを履いているために、このような電流に敏感ではなくなっている。
ただし、電磁波に敏感だと思われる一部のヒトは、電磁波によって体調不良を被ると主張する。


このような電磁波は更に、電気製品・機器の動作に影響して誤動作などを引き起こす。
空中を伝搬した電磁波は、「地震雲」と呼ばれる雲を形成することもある。


以上に書いたような説明原理で、地震の前兆現象と思われるものの大半は説明可能だと思われますが、現代の学界では定説となっておらず、たとえ真理が含まれているとしても、市民権を得るにはまだ時間がかかりそうです。

参考資料

◎『地震の前、なぜ動物は騒ぐのか』(池谷元伺、青春出版社
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◎『【緊急改訂】大地震の前兆 こんな現象が危ない』(池谷元伺、日本放送協会
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ラドン濃度グラフ:札幌観測点
ラドン濃度グラフ:市川観測点
ラドン濃度グラフ:広島観測点
『RadGraph - 大気中ラドン濃度グラフ集』より

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