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【資料】米国ハワイ州のキラウエア火山が噴火した後で日本か中南米で大地震・火山噴火が増える傾向

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過去のデータを解析したところ、米国ハワイ州のキラウエア火山が噴火した後では、中南米や日本列島周辺でも火山噴火や大地震が相次いで発生する傾向にあることがわかった。

【目次】

 

リング・オブ・ファイア上の大地震・火山噴火

ハワイという太平洋上の火山活動が、リング・オブ・ファイア(環太平洋造山帯)上の日本や中南米にも影響する傾向があるようだ。


このことは、琉球大学名誉教授・木村政昭氏も、以下のように語っている。

キラウエア火山が乗る太平洋プレートは、ハワイの東を南北に走る東太平洋海膨から発している。この海膨でマントル対流が地球内部から昇り、東西の両側に割れて出ている。この東側がナスカプレートで、西側が太平洋プレート。キラウエア山が活発に活動しているということは、当然、日本にもプレッシャーがかかっているということです。
(週刊実話、2014年11月14日)


このことは、私が2018年6月のTOCANAの記事でも書いている。


tocana.jp
 

データ

以下に、キラウエア火山が噴火した後で日本または中南米で大地震・火山噴火が発生した例を示す。

1894年03月21日: キラウエア火山噴火

1894年03月22日: 根室半島沖地震(M7.9~8.2)(1日後)
1894年04月06日: 浅間山噴火
1894年06月20日: 明治東京地震(M7.0)
1894年07月03日: 蔵王山噴火

1896年01月03日: キラウエア火山噴火

1896年01月09日: 茨城県沖(M7.3)(6日後)
1896年03月08日: 蔵王山噴火
1896年03月15日: 霧島連山・御鉢噴火
【参考】1896年06月15日: 明治三陸地震(M8.2~8.5)

1897年06月24日: キラウエア火山噴火

1897年07月08日: 草津白根山噴火
1897年08月03日: 草津白根山噴火
1897年08月05日: 三陸沖(M7.7)

1923年08月25日: キラウエア火山噴火

1923年09月01日: 関東大震災(M7.9~8.2)(6日後)
1923年09月01日: 相模湾(M7.3)
1923年09月02日: 千葉県南東沖(M7.3)

1924年07月19日: キラウエア火山噴火

1924年07月31日: 北海道駒ヶ岳噴火
1924年08月15日: 茨城県沖(M7.2)
1924年09月13日: 浅間山噴火

1960年01月13日: キラウエア火山噴火

1960年01月16日: 阿蘇山噴火(3日後)
1960年03月21日: 三陸沖(M7.2)
【参考】1960年05月22日: チリ地震(観測史上最大規模、Mw9.5)

1961年07月10日: キラウエア火山噴火

1961年08月12日: 釧路沖(M7.2)
1961年08月14日: 十勝岳噴火
1961年08月18日: 浅間山噴火
1961年08月19日: 北美濃地震(M6.5~7.5)

1963年10月05日: キラウエア火山噴火

1963年10月13日: 択捉島沖地震(M8.1)(8日後)
1963年11月10日: 阿蘇山噴火
1963年11月20日: 那須岳噴火

1973年05月05日: キラウエア火山噴火

1973年06月01日: 桜島噴火
1973年06月17日: 根室半島沖地震(M7.4)
1973年06月24日: 根室半島南東沖 (M7.1)

1982年09月25日: キラウエア火山噴火

1982年10月02日: 浅間山噴火(7日後)
1982年10月26日: 草津白根山噴火
1982年11月28日: 硫黄島噴火

まとめ

このように、キラウエア火山が噴火すると、その数日後から3ヶ月以内くらいに日本または中南米で大地震・火山噴火が起きることが多いように思われる。




ラドン濃度グラフ:札幌観測点
ラドン濃度グラフ:市川観測点
ラドン濃度グラフ:広島観測点
『RadGraph - 大気中ラドン濃度グラフ集』より


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