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地震前兆百科:陸上の動物:人間のペットたち(イヌ、ネコ、etc)

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【目次】


阪神・淡路大震災の報告をまとめた「前兆証言1519!」では、分類された1,711事例のうち、「獣類」が324ケースで、全体の19%となっている。
そのうち、イヌは35%で約113件、ネコは25%で約81件となり、合わせると獣類の約60%にあたる194件ほどが犬猫に関する報告だった。


このことから、すぐにイヌやネコが地震に敏感かというと、単に人間と一緒に生活しているために、前兆現象が人の目につきやすいというだけかもしれない。
イヌやネコの場合、あまりにも人間に近い生活をしているために、野生の本能を一部失ってしまう場合が多いようだ。

電磁波に敏感か?

麻布大学太田光明教授は、イヌが地震前の電磁波に反応するかどうかを確かめるため、これまで約300匹に対して電磁波を使った実験を行った。
その結果、飼い犬よりも、野生に近い飼い方をされているイヌの方が電磁波に反応しやすいらしいことがわかった。
特に古代犬種でオオカミに近いバセンジやシベリアンハスキーが激しく反応した。


10匹中1匹の割合で、電磁波に対する感受性があるらしいという結果となった。
意外に少ないようだ。

電磁波に過敏な個体の割合

1995年1月17日の阪神・淡路大震災(M7.3)の前に異常行動が見られたペットは、ある獣医によると、イヌで20%、ネコで25%程度だったという。
このように、すべてのイヌやネコが地震の前兆に敏感なわけではない。


人間に近い生活をしていると、危険から身を守る本能的習性が衰えてしまうのか、または身近にある電磁波に慣れてしまって異常な行動を取らなくなるのだろうか。
そもそも、人間が護ってくれて食べさせてくれる犬猫たちは、自ら危険から身を守る必要がなくなってくるのではないか。


それでも、人間のごく身近にいる動物なだけに、飼われている数が多いこともあって、全体から見た割合が少なくても、その絶対数は他の動物よりも多い。
これ以上の「生きる地震探知機」は、なかなか身近にはないだろう。

地震予知の役に立つペットは?

故池谷元伺博士によると、インコ、ハムスター、イヌ、ネコは、地震予知の役に立つという。
だが、この中では、犬が飼い主を助けようとして警告を発することが多いイヌが最も役に立つかもしれない。
もっとも、イヌを購入する際の価格とかエサ代など諸々の経費とか、散歩させる手間などを考慮すると、そう気安く飼うことを決められないかもしれない。
経済的に負担がかからないという点では、インコやハムスターだろうか。

【参考文献】

前兆証言1519!―阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分

前兆証言1519!―阪神淡路大震災1995年1月17日午前5時46分

【緊急改訂】大地震の前兆 こんな現象が危ない (プレイブックス)

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地震の前、なぜ動物は騒ぐのか―電磁気地震学の誕生 (NHKブックス)

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ラドン濃度グラフ:札幌観測点
ラドン濃度グラフ:市川観測点
ラドン濃度グラフ:広島観測点
『RadGraph - 大気中ラドン濃度グラフ集』より


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