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【鳥取中部地震】未知の断層が動いた地震だったと政府調査委が見解を発表

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昨日2016/10/22 14:07に発生した鳥取県中部M6.6の地震の件。
まだ正式名称がついていないのか、ずっと付かないのか…。
報道でも「鳥取中部の地震」などと呼ばれている。


この地震は、既存の活断層がないところが震源となった地震だった。
その件について、今日政府の地震調査委員会が臨時会を開き、鳥取県中部の地震は「これまで知られていない長さ10キロ以上の断層がずれて起きた」とする見解を示した。


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発生確率は40%だった

調査委は今年7月に、中国地方の活断層を対象に、今後30年以内にM6.8以上の地震が起きる確率について、鳥取県など北部区域の確率を40%と高く算定していた。


鳥取県のみならず、中国地方北部の各県では、この確率から十分な防災対策をとっておくべきだっただろう。


中国地方北部区域には、M7以上の大地震を起こす恐れがある長さ20Km以上の主要な活断層はない。
だが、M7クラスの鳥取県西部地震も同様に地震前に断層の存在が知られていない場所で起きていた。


地震調査委員会の委員長である平田直・東京大地震研究所教授は、「地表に活断層が現れていなくても、被害を及ぼす地震が起こる可能性は全国どこでもあるが、中国地方の北部区域はその典型的な例といえる」と語る。

未知の活断層が動いた

下記の図は、昨日の記事で使用したものに、毎日新聞の記事で図示されていた「未知の活断層」の想定位置を描き込んだもの。
そのため、位置は正確ではなく、大雑把なものだ。


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今回の鳥取県中部地震(まだ正式名称がないので、勝手にそう呼んでおく)の教訓としては、次のようになるだろうか。
「自分が住んでいる土地に既知の活断層がなくても、その下に未知の活断層が眠っている可能性は常に考えなければならない」と。


その意味では、東京都なんて未知の活断層だらけかもしれない。
開発が進んだ都市部では、活断層の痕跡を見つけることは非常に困難だからだ。
あまり考えたくないことだが、大きな首都直下地震が起きて初めて、「そうか、ここに活断層があったんだ」とわかるかもしれないのだ。


どこかの原発直下に未知の活断層
やめてよねって?
だが、その可能性は誰にも完全には否定できないだろう。


※これ欲しい。

[最新版] 活火山 活断層 赤色立体地図でみる 日本の凸凹

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3D地形図で歩く日本の活断層

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ラドン濃度グラフ:札幌観測点
ラドン濃度グラフ:市川観測点
ラドン濃度グラフ:広島観測点
『RadGraph - 大気中ラドン濃度グラフ集』より

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