防災三昧 by 地震前兆ラボ - 地震前兆研究家の百瀬直也による地震予知・予測・防災情報

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【地震】中国青海省チベット自治区でM6.4の地震~ロシアのボコフ博士が予測していた?

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USGSによると、今日、中国青海省チベット自治区でM6.4の地震が発生した。
震源地は玉樹チベット族自治州玉樹(Yushu)県で、深さは32キロ。
中国発表ではM6.2となっている。


発生時刻は現地時間2016年10月17日16時24分(日本時間17時24分)。


USGSでは、同県は人口が少ないため、建物の倒壊といった被害の可能性は低いとしている。


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ためしにGoogleストリートビュー(あるんかい!)で震源付近を見てみる。
すると、こんな感じで、もうなんにもない高原が広がっている。


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これは確かにM6クラスの内陸地震でも被害が少ないかもしれない。

ロシアのボコフ博士が予測していた?

私の地震前兆ラボ内「リアルタイム地震前兆データ」のページでは、ロシアINTERNATIONAL CENTER OF GEOPHYSICAL FORECASTのヴィクトル・ボコル博士による地震予測マップを掲載させてもらっている。


saryuya.com


つい今夕発表された10/17~10/18の予測マップを見ると、今日の震源近くにマークがついている。
青印だから、M3~M5を意味している。
位置的には、ブータンの東側インドとの国境近くだった。


冒頭のGoogle Earthのマップでも、ボコフ博士の予測地点を描き込んでおいた。
これを見ると、比較的近いのではないかと思ってしまいがちだが、実際には震源から約600Kmほど離れている。
そのため、地震予知が的中したとするには、ちょっと無理がある。


だが、じつは3日前の10/14発表の10/15日の24時間以内の予測を見ると、この時も近いところでM5~M6を示す緑色のマークが付いていた。


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とにかく日本と違って、大陸上の地震の場合、「予測地点に近くて惜しい」と思っても、じつは数百キロ離れていたということもあるので、感覚がマヒしないように気を付けなければいけない。


たとえば日本で同規模の地震というと、最近では今年2016/04/14に発生した熊本地震の前震がM6.5だった。
この地震で逝去された方が9人いたが、起きるところによっては、ほとんど被害が出なかったり、多くの命が奪われたりと、被害状況は大きく変わってくる。


今回のようなユーラシアプレート上の地震でも、その直後に日本の同プレート境界付近でも揺れたりすることがあるので、特に西日本…日本海側も含めて注意したいところだ。



ラドン濃度グラフ:札幌観測点
ラドン濃度グラフ:市川観測点
ラドン濃度グラフ:広島観測点
『RadGraph - 大気中ラドン濃度グラフ集』より

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