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韓国M5.8地震は原発密集で起きた~そして活断層の密集地だった~原発事故が起きれば日本も!

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9月12日夜、朝鮮半島南東部の慶尚北道慶州付近で、最大マグニチュード5.8を記録する地震が発生した。
この地震は、朝鮮半島では過去最大規模の地震だった。
このことは、下記の記事で取り上げていた。


www.bosai3.com


この原発密集地で起きたことを、今日のハフィントンポストの記事でも、詳細の地図とともに紹介している。


www.huffingtonpost.jp

世界最大規模の原発密集地

上記のハフィントンポストの記事にあるマップを参考にして、Google Earthに情報を追記して同等のマップを作成した。
前回の記事でも書いたように、12日の震源は、原発が多くある地域に非常に近かった。


f:id:nmomose:20160916000809j:plain


実は韓国のこの一体は、世界最大規模の原発密集地帯なのだ。
2016年6月現在、原発24基、総出力2万1716メガワットの原発を抱える原発大国だ。
これまでは幸いにして、大きな地震がなかったが、大地震発生時の原発事故のリスクを懸念する声が出始めている。


グリーンピースは「釜山、蔚山、慶州がある朝鮮半島南東部には、60以上の活断層がある。地震を引き起こす可能性がある活断層が韓国で最も多いところに原発をさらに建設することは、危険な決定だ」と警告する。

活断層の巣の上に原発密集地帯が

上記のマップで、赤線と青線で活断層を描いているが、活断層の巣といった感じだ。
こんなところに原発を何基も建てるのは、いくら過去に大地震が少なかったといっても、正気の沙汰ではない。


原子炉の耐震基準が比較的低めに設定されていたのは、歴史的に大きな地震が少ないこともあった。
月城原発の耐震設計基準は「M6.5」だったという。
だが、全北大学地球環境科のオ・チャンファン教授は、「17世紀にこの地域でM7.0以上の地震が発生した記録があることも考慮すると、現在M6.3~6.9となっている原子炉の耐震設計基準では安心できない」という。


万が一大地震が起きて、これだけ日本に近いところで大規模な原発事故が発生すれば、日本にも大きな影響があるだろう。
日本にある原発だけを心配しているだけでなく、他国の原発も心配しなければいけないとは。


日本でも韓国でも、フクシマ以上の大惨事が起きれば、原発は必要悪だと考えていた人々も考えが変わるのではないか。


終わらない原発事故と「日本病」 (新潮文庫)

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ラドン濃度グラフ:札幌観測点
ラドン濃度グラフ:市川観測点
ラドン濃度グラフ:広島観測点
『RadGraph - 大気中ラドン濃度グラフ集』より


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