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防災三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家が地震予知・予測・前兆・防災の情報を提供

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【地震】タンザニアのウガンダ国境付近でM5.9(M5.7)の地震~大地溝帯の地震だった+関東でも地震に注意

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昨日9月10日15時27分(日本時間同日21時27分)頃に、東アフリカのタンザニア北部でM5.9(USGS発表、別報道ではM5.7)の地震が発生した。
震源は、北に接するウガンダとの国境から3Km程度のところで、深さは10Km程度。


現時点(9/11 18:00)の報道では、少なくとも11人、負傷者は100人以上に上るという。
倒壊した家屋があり、救助活動が続いている。


f:id:nmomose:20160911182852j:plain

タンザニアの位置

まず、「タンザニアってどこ?」という疑問が出るだろうが、私もよく知らなかった。
下記のGoogle Earthのマップで、わかるようにしておいた。


f:id:nmomose:20160911190353j:plain


震源は、冒頭のマップでもわかるように、ヴィクトリア湖という、タンザニアウガンダ、ケニアの3国にまたがる広大な湖の西岸あたり。
Google Earthのマップをもっと拡大してみると、ヴィクトリア湖の西岸近くにまた別の小さな湖があり、その中州のようなところが震源となっている。
もっとも、それはUGGSの震源データの精度が高ければの話で、実際は違うかもしれない。


アフリカのような遠方の地で大きな地震が起きても、日本とは直接なんの関係もないと思われるだろう。
たしかにそうなのだが、この地震から学ぶことは少なくない。
そのために、この記事を書いている。

アフリカ大陸の断層は?

じつはヴィクトリア湖は、「大地溝帯(だいちこうたい、グレート・リフト・バレー、Great Rift Valley)」と呼ばれるアフリカ大陸を南北に縦断する巨大な谷に挟まれている。


この巨大な谷は、実はプレート境界でもある。
幅35Km~100kmで、総延長は7,000kmにのぼる。
断層で地面が割れていて、落差100mを超える急な崖が各所にある。


下記のマップで赤い筋が大地溝帯を示している。


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大地溝帯周辺の過去の大地震

例によって、Google Earthの過去の大地震データを使用する。
1901年以降に世界で起きたM7.0以上の地震マッピングしたもの。


1901年以降の100年ちょっとの間に、M7.0以上の地震がアフリカで起きたことは、10回もない。
地震に対して無策・無防備であっても不思議はない。
だが、やはりそういう地域こそ、M5クラスの地震でも大きな被害が出てしまうのだ。


下記のマップは、今回の震源付近を切り取ったもの。
これを見ると、黄色い丸で示されたM7以上の地震のマークが5個ある。
前述の10回未満しかない大地震のうちの半数が、大地溝帯あたりで起きているのだ。


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今後、被害が拡大しなければ良いが。
湖の近くということで推測されるのが、水辺で地盤が悪いこと。
日本でも他人事ではなく、今後報告されるかもしれないこのあたりの被害状況からも学べることがあるだろう。

また関東で揺れるか

ここで話は変わって、日本の地震の話。
このブログのフッター部分(最下部)に貼り付けている行徳プロジェクト・香取のグラフ。
今日9/11 18:00時点でのグラフを見ると、下記のように、また関東で揺れそうな様相だ。


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それほど規模は大きくないかもしれないが、念のため気をつけてください。


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災害時にかぎらず、こういうのは常備しておくと何かと役に立つ。


※この「防災三昧」ブログと、「探求三昧」ブログのヘッダー部分に、お互いのブログの更新情報を表示するようにしました。



千葉香取観測点グラフ

■行徳地震前兆観測プロジェクト リアルタイムグラフ by SC
ラドン濃度グラフ:市川観測点
『RadGraph - 大気中ラドン濃度グラフ集』より


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