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防災三昧 by 百瀬直也 - 地震前兆研究家が地震予知・予測・前兆・防災の情報を提供

地震前兆研究家の百瀬直也が地震予知・予測・前兆現象・防災など災害に関する様々な情報を提供。

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アヤシくない方の人工地震、オクラホマ州で多発~「人為的地震」はあり得るか?

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米国中部オクラホマ州で、9月3日、M5.6 の強い地震があった。
この地震だけではなく、同州では、以前から群発地震が続いていた。


ここでは、石油や天然ガスの採掘のために「水圧破砕法(フラッキング)」という方法がよく使われていた。
このために地震が多発しているのではないかという憶測がある。


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この日の地震グリニッジ9月3日12時02分(日本時間同9時2分)、同州北東部のポーニー(Pawnee)近郊で起きた。
ポーニーのブラッド・シーウェル町長は、「町内では火災もなく負傷者も報告されていない。われわれは大変幸運だった」と述べた。


この地震は、オクラホマ州では過去10年で最大規模だった。
今月1日にも、近くでM3.2の地震が発生していた。


オクラホマ州での地震は、過去1ヶ月だけでも、下記の地図のように、異常に多く発生している。


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人為的地震

USGSは今年3月の報告書で、初めて地震発生予測地図の対象に人為的な地震も含め、米中部と東部で発生する人為的地震の主な原因は廃水処理によるものだとしていた。
米国で人為的地震の危険が高い州としては、危険度の高い順に、オクラホマ州カンザス州、テキサス州コロラド州ニューメキシコ州、アーカンソー州となっている。


廃水の排出源の一つは、地下の岩に砂や化学薬品と混ぜた高圧の水を注入し、内部にある原油や天然ガスを採取する水圧破砕法(フラッキング)だという。


米国では、水圧破砕法によって、過去10年間で膨大な量の原油や天然ガスを採取することが可能になった。
だが、それらの天然資源とともに大量の廃水が発生し、これを地下1キロほどの深さに掘った廃水圧入井に圧入して処分している。


一部の専門家によれば、大量の廃水がこのように処分されることにより、断層沿いの圧力が変化して断層にすべりが発生し、地震が起きることがあるのではないかと。

人間による地震は可能か?

地震学者の島村英紀氏は、「エネルギー的には、神ならぬ人間が大地震を起こせるわけではない。大地震のエネルギーは大きな発電所の何百年分もの発電量に相当するくらいだから、おいそれと人間が作り出せるエネルギーではないからである」自身のサイトで書いている。
だが、「地震が起きそうなだけ地下にエネルギーがたまっているときには、人為的な行為が地震の引き金を引くことは出来るのだ」とも書いている。


人間が起こした地震


同サイトでは、地下に水を注入することなどによって人為的に地震が起きる例を多数紹介している。


ただ、だからといって、何でもかんでも「人工地震」と決めつけることはできない。
東日本大震災が人為的に引き起こせるかどうかについては、議論の次元が異なるのだ。


島村氏は同サイトで、オクラホマ州のケースにも言及している。
USGSはこの件に関して、「ほぼ確実に人為的」とまで言っている。

シェールガスによって「大地震」?

松原照子氏は、かつての世見で、シェールガスによって「大地震」が起きる可能性を示唆することをブログで書いていた。


tankyu.hatenablog.com


シェールガスの採掘は、地球温暖化にとって弊害があるだけではなく、一気に生体系が崩れることで大地震が起きる可能性も示唆しているのだ。


島村氏も指摘しているが、日本ではなぜか、このような「人為的地震」について研究を行うと、横槍が入るようになっているらしい。
陰謀論とまで行かないまでも、やはり原発と同根の胡散臭さが漂ってくるのだ。


「地震予知」はウソだらけ (講談社文庫)

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【愛弥美】多摩六都科学館にて。誰も頼まないのにこのポーズ。日頃ママの行動をよく観察している。(^。^)Ayami pausing like mom.



千葉香取観測点グラフ

■行徳地震前兆観測プロジェクト リアルタイムグラフ by SC
ラドン濃度グラフ:市川観測点
『RadGraph - 大気中ラドン濃度グラフ集』より


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